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2004年7月

実務家?企画屋?

あまりオープンにしていないblogですが、1ヶ月ほど更新をさぼってしまいました。
一番の理由は、妻の出産+仕事が多忙+学校が期末でレポート地獄という忙し
さで完璧に目が回ってしまった(@_@)からです。他の理由は…暑くて睡眠不足って
のもありますな。

仕事が忙しいというのは仕事量が多いというばかりでなく、あまり慣れない仕事を
している、ということもあるかもしれません。ここ1年ほど、知財の実務から離れて、
いわゆる知財の企画屋になってあれこれ企画を立てたり全体方針の下準備をしたり
していて、それまで10年以上、いわゆる知財の実務家として生計を立てていた自分
にとってなかなか仕事の勘所がつかめないでいます。端から見ると格好よさげな仕
事のようですが、やっている本人は冷や汗ものだったりします(^_^;)。

よく言われるのが、知財の実務家は職人肌の人が多い、ということです。これが極
端になると、批判の矢面になる「知財の蛸壺化」になります。自分がどうであったか
は、とりあえずこの場で置いといて(いいのか>自分)、今まで自分の身の回りにい
た知財の実務家の姿を見ていると、確かに職人肌の人が目立ちます。かつて私は
特許事務所に勤務していたことがあり、そのときの同僚には、昼間になると2~3時
間中座して運がよければ景品をたくさん持ち帰ってくる人がいました。パチンコが好き
だったんですね(^^)。それから、又聞きですが、隣の机の同僚にパソコンの画面を
覗かれたくなくて段ボールか何かで画面の周囲を覆うフードを作ってしまった人もい
たそうです。在宅勤務を希望する人も結構います。かつては、業績を上げていれば
勤務姿勢について大きく制限を設けない風潮があったようですが、今はかなり普通
の勤め人になったようです。

とは言え、未だに他部署の人が知財部門を訪れると、「静かなフロアですねぇ」と感
心されることがあります。確かに、基本的には書類とにらめっこしている業務ですから、
電話がかかってくることも少なく、また、同僚と詳細に議論をすることも少ないです。
パソコンの画面と、書類とをじーっと見て、代理人へのレター(コレポン)を日々書いて
いるわけです。こう考えると、知財の実務家は確かに職人肌の人には居心地がよさそ
うです。

しかし、いくら職人肌の人が居心地のよい職場だからと言って、蛸壺化してしまうと自
己完結型の業務になってしまいます。このあたりの批判が、旧体制の知財部に対して
あったわけです。そんなことを考えて対外活動を活発にしていたら、上司に引っ張られ
て企画屋にされてしまいました。まだ、企画屋になって1年ちょっとですから、実務家の
感覚がまだまだ残っている気がします。実務家の仕事はできないけど、企画屋の仕事
もまだ慣れない、どっちつかずの状態ですね。個人的には、蛸壺化しない実務家に大
きな魅力を感じるのですが…。実務家に戻れるのはいつになるやら(-.-)。

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