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2008年4月

様々な環境・業務に従事する弁理士って

最新号の「パテント」(日本弁理士会の機関誌)の特集は「様々な環境・業務に従事する弁理士」(リンクは2ヶ月後に公開されるので思い出したらリンクします)だそうです。題名にちょっと興味を持ってぺらぺらとめくったら、企業勤務弁理士及び法律事務所勤務弁理士として記事を書いているそれぞれの弁理士が知り合いだったのでびっくり(@_@)。なんだか世間は狭いなぁ、と思ってしまいました。

確かに、弁理士の業務拡大及び合格者数増加に伴い、弁理士が勤務する環境も大きく広がってきたように感じます。最近の流行はなんと言っても大学の知財本部(昔はTLOだったんですが)でしょう。それから、非常に少数派ではありますが、統計的観点から知財コンサルを行おうとする会社、例えばIPBのような会社に勤務する弁理士も出てきています。

私が特許事務所から企業の特許部(知財部)に転職した頃は私のような変わり者は少数派でした。今は、特許事務所に勤務してから企業の知財部に転職する人も結構増えています。自分の場合、転職の理由は発明の源流からトータルにマネジメントしたい、という気持ちが抑えられなかったからです。特許事務所の場合、大企業からの案件受注が大半を占めており、大企業の場合、発明発掘あるいはリエゾン業務は特許事務所に任せずに企業知財部の担当者が行っています。自分としてはできるだけ発明者に近い現場に立ち、発明者のための業務をしたい、と思い、企業知財部への転職を決意しました。実際、企業知財部に転職してこの願いは十分叶えられました。

さて、今の業務はどうか。いわゆる知財実務から離れて企画管理という外部からは把握しづらい業務に就いて4年くらい経ちました。企画管理というのは、このブログでも何度か説明しているように、どちらかと裏方の業務ですが、企業の経営情報にも結構直に触れることができるそれなりに面白い業務です。とにかく知財に限らず広い範囲の知識が必要で、その意味で弁理士でなくてもできる、逆に言えば弁理士の専門性を生かすことが難しい業務ですが、その中でも自分しかできないアウトプットをできるだけ心掛けるようにはしています。具体的に言うのは業務に直接関連してしまうので言えないのですが…。例えば、以前担当していた職務発明規定の改定などは結構大変でしたが自分なりの独自性を出せるように苦労した覚えがあります。

ただ、自分のことですから、いつ何時気が変わって違う業務、違う職場に行ってしまうかもしれません。今一番興味があるのは、このブログにも何度も書いている、知財戦略コンサルタント業務です。この業務をどうやって具体化するか、ずっと考えているのですが、なかなか結論が出ません。こういうのは考えるより実行しながら形にするのがよさそうですので、どこかの機会で今の業務を一気に方針転換するかもしれません。

子供が幼稚園に通園し始めて

またまた親ばか全開のお話でcoldsweats01

子供が幼稚園に通園し始めてもうすぐ1ヶ月です。当初ちょっとだけ心配していた、「ママと登園時にお別れするときにぐずるかな~」と思ったことも全く杞憂に終わり、初日から今に至るまで幼稚園生活を満喫しているようです。お友達も徐々にできているようで、「今日は誰と遊んだの?」と聞くと特定のお友達のお名前が出てくるようになりました。ただ、出てくる子のお名前は女の子ばかりで、どうも女のことばかり遊んでいるように見えますlovelyできたら男の子同士、ぶつかり合ってもいいから思いっきり遊んでほしいんですがねぇ。

お風呂に入っていて子供がご機嫌になると、幼稚園で習ったと思われるお遊戯の歌をいっぱい歌ってくれます。こんな時、月並みな表現ですが子供の成長を実感させられてじんわり来てしまいます。本当に、この子の親で良かった、親子っていいなぁ、とhappy02

この間、子供が「パパは××(幼稚園の名前)ようちえんにいかないの?」と言われてしまいました。いつもママに送り迎えしてもらっているせいでしょうか、あるいは、幼稚園がものすごく楽しいのでパパも一緒に遊ぼう、というのでしょうか…。いずれにしても、子供は幼稚園が楽しくて仕方ないようです。こうやって、いっぱい遊んでいっぱい楽しい思いを積み重ねてどんどん成長してほしいな、と思っています。

昔のよき思い出

4月18日は日本で最初の特許法(専売特許条例)が公布された日で、「発明の日」として毎年なにがしかのイベントが催されています。今年は、「音楽ゲームの知的財産権とその活用」と題してコナミ株式会社の上月社長が基調講演を行いました(リンク先は毎年同じアドレスを使っているので来年には消えてなくなるのですが…)。本当はこの基調講演、どうしても聞きたかったのですが、丁度その日時に自分の所属する部門の全体会同が開催されており、聞くことができませんでした(T^T)。

聞きたかった理由はただ一つ、自分が関与していた案件をどのようにして講演したかを聞きたかったのです。そう、私は音楽ゲームの最盛期の頃、コナミ株式会社で知財担当者として勤務しており、音楽ゲームの特許をまさに担当していたのです。音楽ゲームの特許については、覚えてらっしゃる方は少ないと思いますが、特許法や特許実務のあらゆる知識を総動員して色々なことをしました。

当初はあまり売れなかったと思った前担当者が手抜きの明細書で出願してしまい、反響の大きさに私が気づいて強引に前担当者から案件を取り上げ、国内優先権を最大限に活用して請求項40程度の分厚い明細書に仕上げ、これに基づいて各国でパリ条約優先権出願を行いました。反響の大きさは類似品の出現に早速反映されます。ゲーム業界というとその頃は何かヒットしたゲームがあると他社もそれに早速追随する傾向があると言われており(個人的にはジャンルの類似はありますがそのもののパクリは当時の日本でも避けられていたと思うのですが)、類似するゲームが早速出展されてきました。そこで、類似ゲームの台頭を阻止するために取られた施策が特許権侵害による差止請求の検討でした。このため、国内優先権出願は出願してまもなく権利化をどうしてもしなければいけない状況に追い込まれました。当時は出願して1年以内に審査請求をすれば早期審査の対象にすることが行政的に行われていたので、早速審査請求しました。思った通り拒絶理由通知も早々にされ、担当者である私と出願代理をしてくれた弁理士とともに面接審査を要求し、面接審査で事情を切々と訴えて早期権利化をお願いしました。審査官もこの案件が大ヒットの音楽ゲームの特許出願に関するものであることは重々承知しており、自分の審査結果がその後の成り行きに大きな影響を及ぼすであろうことを懸念していましたが、こちらはきわめて強気で権利化できるところをさっさとまとめ(と言ってもまた請求項が40くらいありましたが)、原出願の内容は分割出願で後日権利化を図ることにしてとりあえず特許査定をいただけることになりました。

特許が付与されたら早速訴訟準備です。類似ゲーム機を極秘ルートで購入し、動作を一々確認して請求項との対比を行い、訴状を提出しました。通常、こういった場合は事前の交渉をするものですが、特許番号が付与された時点で新聞広告を打って事前警告をしてしまっていたので事前交渉なしに訴状を提起という荒行に出ました。当然相手方は反発します。侵害・非侵害の延々とした議論、無効審判提起…お決まりのルートです。無効審判が提起されたことで侵害訴訟そのものは中断されてしまい、そのうちに相手方は製造自体を中止してしまったので明確な結論は出ずじまいになってしまいました。そして、さらに大手ゲーム機メーカーが類似品を出してきたので同様に特許権侵害訴訟を提起したのですが、この件は大手同士の争いゆえ、結果的には包括クロスで手打ちになりました。

ゲーム機メーカー同士の争いは、上に書いたように世間的には物まねが常識と思われていたゲーム業界に新風を巻き起こしたという文脈で報道されましたが、当事者としては実に当たり前のことをしているという意識しかありませんでした。そもそもゲームは本来オリジナルな部分で勝負すべきものだと今でも思っています。普通に特許出願をし、早期権利化を図り、物真似をした業者に対しては当たり前に権利行使をして参入障壁を作って事業を保護したまでのことです。しかし、マスコミはコナミ株式会社を異端児のように扱い、これにはほとほと困りました。

そうこうしているうちに、韓国でデッドコピー品が出てきたとの情報がきて、韓国に出張して現品を確認することになりました。韓国のゲームセンターでデッドコピー品をビデオに録画していると店主が出てきてビデオを渡せ渡さないのもめ事になり、概略の映像は録画できていたので現場を逃げるようにして立ち去ったスリルは今でも忘れられません。韓国でも同様に特許権侵害訴訟を提起したのですが、これも同様に侵害・非侵害の延々とした議論、無効審判提起というお決まりのルートになってしまいました。韓国の案件はついこの間解決したようで、結果的にコナミ株式会社の全面勝訴だったようです。よくもまぁ相手方も逃げずに応答してくれたものです。ちなみに、このときの相手方は音楽ゲームの米国特許を密かに買収し、米国でコナミ株式会社を特許権侵害で訴訟提起してきましたが、この米国特許自体は既に検討済(関連なし)であったので焦ることなく対応することができました。これに限らず、音楽ゲームの特許については徹底的な調査をしてあったので少々の証拠ではびくつかずに対応できました(結構かすっていたんですがね)。

私は訴訟案件には途中までしか対応できませんでした(退職してしまったので)が、その時の部下や後輩がきちんと対応してくれて、結果的にコナミ株式会社の音楽ゲームを特許できちんと保護することができたと思っています。しかし、自分としては国内優先権出願から始まって権利取得、訴訟提起まで自分の持てる力をフルに使っていい仕事をしたことが今のコナミ株式会社の音楽ゲームの地位を築いたのではないかと密かに自負しています。とにかく、いい勉強になりました。

本は買いたし金はなし

このブログにもずいぶんと書いてきたように、最近の自分の関心は知財と技術経営、知財とイノベーションの関係にあります。畢竟、読んでいる本も技術経営やイノベーション論に関するものが多くなります(技術経営またはイノベーションと知財との関係を直裁的に論じた書物はほとんどないので片方に偏ります)。自分の業務とも直接関係ないですし、弁理士でありながら知財関係の本をほとんど読まないのもどうなんだろう、という感じがしています。

振り返ってみると、弁理士登録からそろそろ20年が経過します。その間、自分の興味のある分野はかなり変遷を遂げているようです。当初は知財の法律知識や実務知識を吸収しようとして知財、特に特許関連の実務本を買い漁りました。毎年特許法等が改正されていました(今もそうですが)ので、改正法の知識はmustでしたし、明細書を漫然と書いていたのではクライアントの要求に十分応えられないと考え、実務知識を貪欲に仕入れていました。次いで、法律知識を深めたいという意欲が強まって夜間の法学部に入学し、それに伴って一般法の基本書を買い漁りました。その後、企業知財部に入ってup to dateな知識は仕入れていたものの、特段これといった意識を持って本を買っていなかった時期を経て、MOT社会人大学院に入学した途端自分の全く知らなかった技術経営論やイノベーション論に関する知識に触れ、本を買いたい意欲が復活し、現在に至っています。

技術経営論であれイノベーション論であれ本を購入するのに困ることは、これらの学問には定説といったものがなく、有力説が多数乱立しているので結果的にこれらをある程度網羅しないとfront lineの議論についていけないことです(まあ、学問を飯の種にしていないにわか研究者ですから別にfront lineにいなきゃいけないわけではないんですが)。このため、読みたくなる本は常に10冊以上あり、自分で購入していたらものすごい書籍代になってしまいます。しかし、技術経営論やイノベーション論は全般的にはマイナーな学問ですから図書館にある本も限られています。今は自分のいる地方自治体にある図書館の蔵書をインターネットで検索できるようになったので、できるだけ図書館を利用して蔵書のあるものはこれを利用しています。ただ、上に書いたような理由で全てを網羅できはしないので、結果的に買わざるを得ない本が残ってしまいます。

一方で、弁理士としての本分を忘れない意味で、知財法の勉強もしなければ、と思いつつ無い袖は振れぬとばかり全然本を買っていません(^^ゞいかんなぁ…。

企画管理というお仕事

私の職場に中途採用で一人社員が入社してきました。昨日、知財部門の中期計画を結構な時間をかけて説明をしました。その中で質問があったのが、「こういった中期計画に自分としてどれだけ主体的に関与していいかよくわからない」というものでした。まあ、入社して間もないですからこういった質問も当たり前ではあるのですが、自分自身も昨年の年末は同じような疑問を持ちながら仕事をこなしていたので、なるほど同じようなところで悩むんだなぁ、と感心してしまいました。

自分の職場は「企画管理」という名称がついています。企画をして管理するんですからさぞかし偉い職場かと思うと、そんなことはなく、例えば中期計画を立案する会議体を運営する事務局が業務だったりします。事務局というのは会社によっても随分違いますが、権限がありそうでなさそうで微妙な立場にあります。実際に議論をするのは会議に出席する部長、課長であり、中期計画立案の責任は彼らにあります。しかし、議事進行を行い、どの方向に議論を進めるかという(非常に下働き的ではありますが)権限は事務局にあるので、中期計画策定に関与していないのかと言えばそんなことはなく、結構自分なりに采配を振るえるところはあると思っています。

従って、中途採用された人にも、「結構積極的に関与していいですよ」と答えておきました。是非、この人にも自分の職場に関する気概を持って業務に専念して欲しいと思っています。

社会の入り口

今日はあいにくの雨でしたが、息子の幼稚園の入園式でしたlovely

生まれた頃から息子の成長を見ていても、親バカ全開で言わせてもらえれば、ここまでよくぞ成長した、という気持ちでいっぱいでした。いよいよ親離れの第一歩です。

幼稚園の同じ組には、児童館や公園で既に顔なじみの子がいるようで、その意味で全く周りは知らない子ばかりというわけではないので安心ではあるものの、幼稚園は集団生活を行う社会の入り口であるわけで、お友達とうまく遊べるかな、ほかの子に迷惑をかけないかな、などと心配事は尽きません。しかし、そんなことばかり言っていたのではいつまでも子供は親離れもできず、親も子離れができないのでここは息子を信用して「楽しく遊んでらっしゃい」と送り出すことにします。

これからずっと楽しいことが続きますようにconfident

経営の難しさを改めて知る

今日の新聞記事で「iTunesが米国の音楽売上高でWalmartを抜いた」という記事がありました(記事だからリンクもすぐに切れちゃうかな)。日本にいるとまだまだCDという販売方法がそれなりの地位があるので身近に思いませんが、米国だとわざわざ買いに行くよりもネットで買っちゃえ、という風潮がもう主流なのですね。まあ、ネット社会というよりも米国は国土が広いので元々カタログ販売が結構な地位を持っていて、音楽のカタログ販売がネット販売になっただけかな、とも思えます。自分などは旧世代に属するせいか、携帯音楽プレーヤー(ここは普通名称化を是非とも阻止する意味で意地でも商標は使いません(^^))はネット対応というかHDに音楽データを貯め込む形式ですが特定のアーチストの音源についてはどうしてもCDを購入しないと済まないので、どうもネット(のみ)で音楽データを購入するというのは違和感がありますが。

この手の話をするとどうしても話題になるのが、どうしてソニーはAppleよりも先にiPodを発明できなかったのか、ということです。ここは思いっきり第三者として考えてみたいと思います(あまり突っ込まないように、そこの人(^^ゞ)。

実は、2000年の段階で、ソニーはメモリースティックに圧縮された音楽データを保管して聴くことのできるメモリースティックウォークマンという機器を発売しています。つまり、発想としてはAppleよりも先にiPod的機器を企画し、製造しているのです。この時のソニーの一番の懸念は、CDウォークマンやMDウォークマンでは問題にならなかった複数回の(デジタル)データのコピーだったと思います。CDはMDに録音するときはデジタルtoデジタルですが、MDからの出力は(MDプレーヤーの仕様により)絶対にアナログになっているので、デジタルデータの複数回コピーは通常の使用ではあり得ません。しかし、圧縮によりある程度の音質劣化はあるにせよ、CDの音声データをデジタル化して出力した時点でDRM(Digital Right Management:著作権管理技術)がなければ複数回コピーを許容してしまいます。音楽著作権者側としたらこれは許容しがたいものだろうと思います。そして、ソニーは子会社にCD制作会社を抱えていますから、機器製作業者でありながら音楽著作権者でもあるという非常に微妙な立場にあります。社内でどのような議論があったのか知る由もありませんが、非常に厳格なDRMを搭載しないとデジタル音楽プレーヤーを販売することはできなかっただろうと思います。事実、メモリースティックウォークマンは非常に厳格なDRMを前提としていました。

加えて、ソニーには微妙な事情があったと思います。それは、CDウォークマンであれMDウォークマンであれメモリースティックウォークマンが発売された頃はそれなりの売り上げを上げていたわけで、メモリースティックウォークマンが売れればその分CDウォークマンなりMDウォークマンの売り上げが下がるというジレンマがあるわけです。Appleはそういった過去のしがらみがありませんから、iPodをどんどん売っても問題がありません。

そして、AppleのiPodがこれだけ流行したのはiPodの製品コンセプトが優れていたこともありますが、それに加えてiTunesで非常に低額で音楽を販売したことも理由だと思っています。では、ソニーがなぜそれをできなかったのか。こればかりは経営判断なので後で考えればできなかったはずはないわけです。1曲毎の利益は薄利でもシェアをとる判断がなぜできなかったのか。この点は大きな反省点だと思います。

こう考えてみると、ソニーは勝てる勝負を判断の遅さでみすみす逃したようにも思えてきます。その時点では適切な判断だったと思ったかもしれません。しかし、今考えれば数々の反省点があると思います。やはり企業の経営というのは難しいとつくづく思い知らされます。

知的財産制度の曲がり角

現在、知的財産戦略本部では、知的財産戦略計画2007に関する意見を聴取し、今年6月に予定されている知的財産戦略計画2008の策定の際に参考にするようです。知的財産戦略計画2007の内容はサイトを見ていただくとして、個人的には特許関連の話題が非常に少なくて残念な気がします(とは言っても個人的にコメントを出すほどではないと思っていますが)。漏れ聞くところでは、特許関連の施策は大体のものが出尽くしてしまい、めぼしい話題がないとのこと。う~ん…。

幾つか前のこのブログのエントリにも書いたように、知的財産権制度自体は大きな曲がり角に来ているように思っています。気になるのはやはりオープンイノベーションなりオープンソフトウェアの流れとの対峙または融和、パテントトロールに代表される行き過ぎた知財保護の弊害、知的財産を資産または投資の対象として考える流れの有効な利用法、中国を代表とする明らかに知的財産を無視する国への対応、エイズ薬特許に対する強制的実施権設定に代表される南北問題といったところでしょうか。これらについては米国の方が特許法改正等迅速な対応をしているように見えます。現在、特許庁では「イノベーションと知財政策に関する研究会」という研究会を開催して上述した問題に対応しようとしているようですが、公開されている資料や議事を見る限りでは迅速な法改正につながるような議論はされていないようです。

一番危惧するのは、(これも何度かこのブログのエントリで書いてますが)特許がイノベーションの阻害になるという議論が優勢になってしまうことです。このような議論は著作権関連の方がより切実であるとは思いますが、知的財産権制度自体が社会から疎外されるような事態は避けなければなりません。このために、今何をすべきか、真剣に考えないといけないと思っています。

具体的な方策は…すいません、まだ考えがまとまっていないのでそのうちにm(__)m。

本日は肩のこらない話題でhappy01

桜の花が咲く時期になりました。通勤路に幼稚園と隣接する公園があり、そこの桜の木は非常に大きいのでいつも会社にせかせかと通勤する途上桜の木を見上げながら「まだかなぁ」「もう満開だな」「随分散ったな」と思っています。cherryblossom

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先週、息子と公園で遊んでいて桜が咲いているのを「さくらだね」「さくら」と言いながら見ていました。こうやって息子と一緒に桜を見る機会はそんなに多くないかもしれません。子育てはたかだか20年ほどで終わってしまいます。その期間の中でも一緒に遊んでいられる時期は非常に限られます。そう考えると、今年桜をこうやって見ていることが限りなく愛おしく思えてきます。

ちなみに、今度幼稚園に行く息子は「さくらぐみ」に入るそうですgood

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