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本は買いたし金はなし

このブログにもずいぶんと書いてきたように、最近の自分の関心は知財と技術経営、知財とイノベーションの関係にあります。畢竟、読んでいる本も技術経営やイノベーション論に関するものが多くなります(技術経営またはイノベーションと知財との関係を直裁的に論じた書物はほとんどないので片方に偏ります)。自分の業務とも直接関係ないですし、弁理士でありながら知財関係の本をほとんど読まないのもどうなんだろう、という感じがしています。

振り返ってみると、弁理士登録からそろそろ20年が経過します。その間、自分の興味のある分野はかなり変遷を遂げているようです。当初は知財の法律知識や実務知識を吸収しようとして知財、特に特許関連の実務本を買い漁りました。毎年特許法等が改正されていました(今もそうですが)ので、改正法の知識はmustでしたし、明細書を漫然と書いていたのではクライアントの要求に十分応えられないと考え、実務知識を貪欲に仕入れていました。次いで、法律知識を深めたいという意欲が強まって夜間の法学部に入学し、それに伴って一般法の基本書を買い漁りました。その後、企業知財部に入ってup to dateな知識は仕入れていたものの、特段これといった意識を持って本を買っていなかった時期を経て、MOT社会人大学院に入学した途端自分の全く知らなかった技術経営論やイノベーション論に関する知識に触れ、本を買いたい意欲が復活し、現在に至っています。

技術経営論であれイノベーション論であれ本を購入するのに困ることは、これらの学問には定説といったものがなく、有力説が多数乱立しているので結果的にこれらをある程度網羅しないとfront lineの議論についていけないことです(まあ、学問を飯の種にしていないにわか研究者ですから別にfront lineにいなきゃいけないわけではないんですが)。このため、読みたくなる本は常に10冊以上あり、自分で購入していたらものすごい書籍代になってしまいます。しかし、技術経営論やイノベーション論は全般的にはマイナーな学問ですから図書館にある本も限られています。今は自分のいる地方自治体にある図書館の蔵書をインターネットで検索できるようになったので、できるだけ図書館を利用して蔵書のあるものはこれを利用しています。ただ、上に書いたような理由で全てを網羅できはしないので、結果的に買わざるを得ない本が残ってしまいます。

一方で、弁理士としての本分を忘れない意味で、知財法の勉強もしなければ、と思いつつ無い袖は振れぬとばかり全然本を買っていません(^^ゞいかんなぁ…。

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