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知財の研究者

今年も、日本知財学会の学術発表会が開催されるようです。プログラムを見る限りでは、以前私がこのBLOGでぼやいたように(記事参照)大学や研究機関の発表ばかりで企業からの発表は見かけません。逆に考えると、知財について研究する体制がだいぶ整えられたということかもしれません。

以前通っていた社会人大学院(MOT)の指導教授に、「君は将来は研究をやっていそうだね」と言われたことがあります。確かに、実務も大好きなのですが、実務とつかず離れずの研究も非常に大好きです。研究したいテーマもあります。例えば、現在企業で行われている知財戦略というのはMBAやMOTである程度確立されているフレームワークや定量分析とかけ離れたところにあります。私はMBA崇拝ではありませんが、仮にもビジネス戦略との整合性を図るのであれば、マネジメントクラスになればそういった知識を前提とした行動が求められるのでは、と思います。自分としては、「定量的知財戦略」というキーワードに基づいて何かしらのフレームワークを提示できないか、という課題をここ5年間ほど持っています。当然、知財は知財なりのルールに従って行動していますのでMBAやMOTの知識をそのまま利用するのは難しいのですが、今まであまり検討されてきていなかった分野ゆえ研究のしがいがあるように思うのです。

ただ、研究者になるにはそれまでに一定の成果を上げていないと求人がありません。例えば学会での発表を一定期間継続するとか、それなりの学位(博士だといいですねぇ)があるとか。現在の業務をしている限り、これはなかなか難しいです。そして、研究者になったとしても決して給与的に恵まれるとは言えないかもしれない…。家族もありますし、それなりに住宅ローンもあるし、決断するには結構な勇気が必要です。

とは言え、夢は夢として諦めずにいたいとは思っています。色々と不満ばかり言ってるだけでは何も変わりませんので。

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