« 不景気なときの特許事務所 | トップページ | 考えることやることと »

技術経営と知財経営(序論、かな)

今日こそ本当に短めに(風邪でふらふら状態)sad

このBLOGで知財経営という話を随分していますが、考えてみると自分は「技術経営修士」なので技術経営と知財経営って話をしてもいいのでは、と自分に突っ込みを入れてみました。でも、技術経営と知財経営はどれだけ関係があるのでしょう。確かに、経営戦略と技術開発戦略と知財戦略の三位一体という話はしますが、まだまだ実践的にこれらを融合した事例は少ないので、実態として見えてこない気はします。

技術経営とは、私なりに解釈すると「自社の技術開発リソースから生まれる技術をmanageすることで会社の経営に貢献する」ことだと思っています。技術経営論自体、生まれてから30年程度しか経っていないはずです。それまで技術そのものはR&D費に対して直線的に比例して進歩するものであり、マネジメントの対象ではないと考えられていた(マネジメントしたからと言って効率的になるとは思われていなかった)ふしがあります。古い経営戦略論では技術経営という項目は考慮されていないようです。現在、技術をベースにした製品を販売している企業にとって経営=技術経営に近い、というか技術経営を考慮しない企業経営は成立しない状態になっていると思っています。

技術経営に対する定義のanalogyで考えると、知財経営とは「自社の技術開発リソースから生まれる知的財産をmanageすることで会社の経営に貢献する」ことになります。manageという言葉からは「知財管理」という言葉が想起されますが、管理とは英語ではcontrolであり、manageという英単語には管理という日本語訳がうまくフィットしません。manageというのはより積極的な活用の側面も含まれています。

ただ、上に書いた技術経営及び知財経営の定義は、技術なり知的財産を所与の対象として考えているきらいが少し強くてあまり気に入っていません。本来は、技術なり知的財産なりの側面から経営を考えたらどうなるんだろう、というもう少し根本的なところから技術や知的財産を捉え、これをいかに経営に資する形にフィットさせるかという議論が必要であるように思います。この発想を展開するのが今後の課題かもしれませんね。技術経営論自体はそれなりの歴史がありますので、その考え方を知財経営に敷衍させることができたら面白いかもしれません。

« 不景気なときの特許事務所 | トップページ | 考えることやることと »

企業経営・技術経営」カテゴリの記事

知的財産/特許」カテゴリの記事

コメント

お気遣い、ありがとうございますhappy02まだまだふらふらしていますが、明日くらいには何とかなるかなぁ。

テーマとか関係ありませんが・・・風邪、お大事に。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 不景気なときの特許事務所 | トップページ | 考えることやることと »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト
無料ブログはココログ