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中国のITセキュリティ機器の強制認証について(続きその2)

もう夜も遅いので短めに。

中国の強制認証制度については2度ほど記事にしてきました(こちらこちら)。この、中国の強制認証制度に対するメディアの報道に対する批判的な記事が掲載されました。

現時点では、中国がITセキュリティ機器に対してどのような強制認証制度を採用するのか、実施細目は発表されているようですが、その中身について踏み込んで報道した記事が見あたらないので、果たしてずっと懸念されていたソースコードの開示が強制されるのかどうかについて私自身もコメントができません。だったら原文を読め(すいません、原文のリンク先は探せてませんcoldsweats01)というご批判もあるかと思いますが、中国語はからっきしダメなのでご勘弁をsad。上に書いた記事からすると懸念は杞憂とのことですが、現時点ではまだよくわからない状況のようです。

ただ、(知的財産権侵害という観点から若干離れますが)ITセキュリティ機器の強制認証制度は、この記事にもあるように、ちょっと諸外国では例を見ない制度です。確かに、中国は以前から電気機器の安全性に関する強制認証制度を持っていて、これについては、例えば日本であれば電気用品安全法により経産省が指定する認証機関による認証が必要ですから、中国で従来行われている強制認証制度自体は特段の問題を生じていないように思っています。しかし、ITセキュリティ機器については「強制」認証制度を持つ国がないようですから、中国の意図が色々な推測を呼ぶのは仕方がないところです。従って、特段中国を後進国扱いしているわけではなく、むしろ中国が先進諸国と同様になって欲しいからこそ様々な懸念を表明していることになると思っています。

そして、ソースコード開示については、中国政府自体がさらに情報を公開し、もしそういった懸念が単なる杞憂に過ぎないのであれば関係諸国にきちんと説明する義務があると思います。それをしないのであれば、中国の国内市場が巨大であることにあぐらをかいた怠慢、あるいは不合理な措置であるとの批判を甘受しなければならないと思います。

追記:上に書いた実施細則、探せないのも癪なので必死に探したら、中国の国家認証認可監督管理委員会公示公告ページにありました。でも、やはり中国語ですcryingどなかた、わかった方がいたらお教えください。

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