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巨人の肩の上に立つ

今日(もう昨日ですか…coldsweats01)、東大の知的資産経営総括寄付講座の公開セミナーに参加してきました。講師はご存じ人気の妹尾先生。感想はどうかというと…聞かないでくださいdespair。最近、できるだけ人間穏やかに暮らそうと思ってはいるんですが、会社としては妹尾先生の問題意識の先を既に考えているので、たいてい既に考えたことのある話ばかりだったのと、事実誤認が幾つかあってよく考えると論理構成がちょっと辻褄が合わないな、と思ったので、2時間聞いているのが苦痛でした。思えば、この公開セミナー、最初の1回以外はいい思いをしてないのです。だったら行くな、と言われそうですが、今度こそはと思いながらその都度裏切られて、自分としても困っています。

とはいうものの、内容はともあれこういった産業構造の話と知的財産とを絡めて議論するセミナーというのは、私が試行錯誤しながら勉強していた頃(とは言っても10年も経ってないんですが)にはごく少数であり、東大知的資産経営統括寄付講座ばかりでなく、幾つものセミナーで議論ができ、しかも、日本知財学会という学会までできてしまった現状は、夢のような状況のように思います。今日の会場にも若手の参加者が結構な数見受けられ、若手の参加者にとっては、私が悩んできたところを一足飛びで結論を聞けるわけで、幸せなことだと羨ましく思ってしまいます。

有名な言葉で、「巨人の肩の上に立つ」という言葉があります。これは、学問は先人の多くの研究の上に成り立っている、ということを指しています。巨人の肩の上に立っているからこそ、遠くまで見渡すことができるわけです。自分の職場での活動も、また、日頃考えていることも、自分のオリジナリティというのはほんのわずかで、その数多くの積重ねが遅々としてはいても世界を変えることができるのだと思っています(大学時代の教授は、「富士山に砂を投げるようなものだ」と言っていました)。若手の参加者の皆さんにも、この恵まれた状況をポジティブに活かして、様々な活動をしていただきたいと思うのです。

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