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弁理士会での知財コンサル研修

昨日は知財関係でない記事でちょっとお茶を濁した状態だったので、やはり知財ネタで本日は勝負(ってほどでもないか)。

この秋、弁理士会の研修所主催で各地方支部において知的財産コンサルティングに関する研修が行われ、私が所属する弁理士会の知財経営コンサルティング委員会から講師を派遣することになっています。私も講師として参加したいのはやまやまなのですが、企業勤めゆえ業務に関係ない内容で外出も出張もできないので(有休をとればいいんでしょうが、それはご勘弁を)、泣く泣く傍観せざるを得ません。同様の理由で委員会にもあまり参加できず、ちょっと淋しい思いをしています。

これだけ各支部で知的財産コンサルティングに関する研修がされるということは、それだけ弁理士会会員(=弁理士)の興味が高まっていることだと理解しています。弁理士業界の構造が不可避的に変貌することを予想され、業務範囲の拡大を自ら求める弁理士が多数いらっしゃるのだろうと希望的観測を持って見ています。

それと同時に、これを一過的ブームに終わらせてはならない、とも思っています。思い起こすと、弁理士業界にはサービス商標ブーム、ビジネスモデル特許ブームと幾つかのブームがあり、ブーム以前から専門性を磨いていた弁理士先生以外にも多大なる利益がもたらされたことがありました。ただ、以前から専門性を磨いていた弁理士先生以外の弁理士先生が多数参入することにより、残念なことに弁理士業界全体でみるとクライアントに提供できたサービスレベルを一定以上に維持できなかった場合があったように、今振り返ってみると思えます。サービスレベルの維持というのは口で言うほど簡単なことではなく、会全体の取り組みはもとより個人の意識向上・維持が必要です。

知財コンサルティング業務に限らず、弁理士の業務は最終的には顧客、クライアントの満足度を高めることが目的だと思います。拙速な取り組みを戒め、どのようなサービスをクライアントに提供できるのか、そしてそれは最終的に顧客の利益にどうやってつながるのかという自問自答を繰り返した上で実践をしないといけないのだと思っています。

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知的財産/特許」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

9月29日は、関東支部で知財経営コンサルティングの研修がされたようです。私は所用で出られませんでしたcrying委員会でお世話になっている委員の方に聞いたところ、大変盛況だったそうです。出席者の実数はまだ把握していませんが、申し込みだけで300名を超えているそうな。

弁理士の職域拡大の必要性が夙に叫ばれる現状を見ていて、私が現在企業知財部の人間であるが故に人ごとで済ましていいわけではなく、自分も何が貢献できるかを考えていきたいと思っています。とにかく「ブーム」と呼ばれて一過性のものであったと振り返ってみて思われるような状態にはしたくないと思っています。

>以前から専門性を磨いていた弁理士先生以外の弁理士先生が多数参入することにより、残念なことに弁理士業界全体でみるとクライアントに提供できたサービスレベルを一定以上に維持できなかった

なるほど、ブームも良いことばかりじゃないわけですね。ブームの時にレベルの低い先生に当たった人が食わず嫌いしてしまうと、ブーム後に一定数あるはずの市場が縮む可能性もありますし。

ブームに乗っかる先生1人1人の覚悟が大事

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