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弁理士数と出願件数(続き)

弁理士会で(一時期)公開されていた資料の中に、弁理士一人当たりの出願件数に関する記述があり、そう言えば、自分がこつこつとBLOGでその手の情報を公開していたなぁ、と思い出しました。しかも、データは7月に公開されていたというcoldsweats01。データ更新を忘れていてすいませんでしたm(__)m。

で、最新版のデータ更新をした結果をお見せします。傾向は前年、さらにはその前の年からあまり変わりがありません。つまり、特許+実用新案登録出願を含めた出願件数は漸減傾向にあり、一方、弁理士登録人数は漸増傾向にあります。結果として、弁理士一人当たりの出願件数はいよいよ40件を切るところ(約38件)までに至りました。ちなみに、弁理士会資料に掲載されていた件数は37.5件程度であったように記憶していますので、年度単位の数字かも知れません(私の数字は年単位です)。

20111

20112

あと、今までは登録弁理士数で単純に出願件数を割っていたのですが、企業勤務弁理士は出願手続に関与してはいても出願代理をしている企業勤務弁理士はごくわずか(自社出願の代理人として記載されていることが稀にありますが)ですので、本当に弁理士一人当たりの仕事、という観点では微妙に違う気がしていました。過去を大きく遡ってこの点を検証するのはなかなか難しいので、とりあえず過去3年間の数字だけを拾ってきて検証してみました。企業勤務弁理士の数は統計数字として公表されていますので、とりあえず、出願代理の可能性という観点で、弁理士全体から企業勤務弁理士を引いた数を算出し、この数で特許+実用新案登録出願を含めた出願件数特許+実用新案登録出願を含めた出願件数を割ってみました。直近の数字で47.8件という数字が出ました。この数字も、2010年だと50件ですから、2011年で50件を切ったことになります。

この数字をどのように評価するかについては色々なご意見があると思います。この数字だけが一人歩きするのは困るのですが、現在の弁理士業界の実情を窺わせる数字であるとは思っています。

この統計は、引き続きデータ更新があったら更新していく予定です。また、企業勤務弁理士の数を容易に知ることができる手段があるならば、遡って計算をしてグラフ化してみたいと考えています。相変わらず、元データも公開しますので、使われる方はご自由に。

「2011.xlsx」をダウンロード

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