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2014年5月

たまには愚痴を

たまには愚痴を(いつも愚痴っぽいエントリだという鋭いご指摘は華麗にスルーcoldsweats01)。

ふと思い返してみたら、今年は、私が特許事務所から企業知財部門に転職してから20年目でした。それから16年ほどの企業知財部門の経験を経て、4年前に特許事務所に出戻りしたわけです。私が知財業界に所属してから28年ほど経過しましたが、まだ企業知財部の在籍年数が長いという不思議な状態です。

今でこそ知財業界にある程度特化した転職サイト、転職支援業者が幾つも存在しますが、私が企業知財部門に転職した頃は、あるのは技術系転職支援雑誌(あと口コミ)だけ。転職を考えてからずっとこの雑誌を食い入るように見ていたのですが、企業知財部門への中途入社の求人情報はほとんどありませんでした。数ヶ月経過して、やっと見つけた求人情報を頼りに転職活動を開始し、ようやくその企業への中途入社が決まったときにはほっとしました。

こういった出戻り生活をすることで見えてきたことがたくさんあると私自身は勝手に思っており、決して自分自身の決断を後悔してはいないのですが、弁理士試験の同期合格で、特許事務所での活動一本で暮らしてきた方々の中には、大規模事務所の副所長になっておられたり、中規模程度の特許事務所の所長先生として活躍されていたり、で、そう考えると、企業知財部門に転職したことで何か失ったものがあるのかなぁ、とも思うことがあります。

何となくの話ですが、現在の日本はまだ「この道一筋何十年」という職務経験を尊ぶ傾向があるように思っています。そういった価値観からすると、私のようなキャリアはあちこちつまみ食いをしているように見え、結果的に評価が低くなるのかもしれません。

知財、特に特許出願という手続業務を依頼する側と依頼される側との両方を経験した自分からすると、物事の様々な側面を実体験し、最終的にどのような考え方、進め方をすべきかについて、できるだけ客観的に判断することは大切だと思っているのですが、様々な局面でクライアントであったり潜在的なクライアント対象者の方にご説明しても、私の言葉がうまく伝わっていないなぁと実感することが結構あります。これは偏に自分の表現不足なんだろうと思っていますが、結構辛いものがあります。

とは言え、色々な方にご説明することを止めてしまったら、そこで次の展開がなくなってしまいますので、とにかく打たれ強い自分であることを標榜し、頑張っているところです。

ということでオチのない話ですが…

弁理士数と出願件数(またまた続き)

例年、日本国特許庁は、特許行政年次報告書を発表する前に前年の出願件数を発表していたのですが、今年は例年より2ヶ月程度早く特許行政年次報告書が発表されましたので、この数字に基づいて、例年作成している、弁理士数と出願件数の統計を作成しました(前年度データはこちら)。

ここ数年、傾向は全く変わらず、特許出願件数の漸減と弁理士数の増加が目立つばかりです。企業単位、特許事務所単位で見ていると実は面白いことがわかると(勝手に)思っていますが、この統計数字だとその辺の事情がマスクされてしまいます。

あと、企業勤務弁理士を除いた弁理士数で出願件数を除した数字は42件ほどになります。年間42件の出願にまつわる出願手数料だけでどの程度の収入になるかを考えると、ずーんと頭が重くなってきます。

20131

20132

相変わらずファイルも公開します。

「2013.xlsx」をダウンロード

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