音楽

Beatlesのリマスタリングアルバム

最近BLOGの更新頻度がかなり低下してます。このところ公私ともに多忙であるのと、家に帰ると疲労困憊状態でBLOGを書く意欲がなくなってしまっているので…sad。世の中はどんどん変わっているので何らかの形で情報発信は続けていかないと、と思っているのですが、継続することの難しさを痛感していますcrying

さて、本日は、知財の話題からちょっと離れて、本日めでたく世界同時発売されたBeatlesのリマスタリングアルバムについて。Beatlesは、自分が中学生になった頃には既に解散していたので(歳がばれますなcoldsweats01)、ものすごいファンになるほどのめり込むことはなかったのですが、当然、好きな曲は好きですから、リマスタリングアルバムが発売されことには何となく興味があります。このニュースは本日のNHKニュースでも結構大々的に取り上げられていて、リマスタリングアルバムを9時間ぶっ通しで聴くイベントが本日あったとか、CD販売店で本当に飛ぶように売れているさまとか、早速全アルバムを購入して自営の店舗に持ち込んで(Macintoshのアンプがさりげなく置いてあるのがぶっ飛びました)常連客さんとBeatles談義をしているマスターとかが紹介されていました。

私は全然知らなかったのですが、それまでのBeatlesのCDアルバムは80年代にデジタル化されたものを使っていたようです。80年代というとCDが実用化された頃ですから、それまであったアナログ音源をデジタル化する際にはエンジニアもかなり試行錯誤でやっていたようです。例えばCDの音楽データは16bitのビット深度を持っているわけですが、このビット深度をフルに使わないままデジタル化したCDもかつてはかなりあったようです。実際に、私が家で持っているCDの中で、80年代にアナログ音源をデジタル化したものは、自分がアナログ音源(LPですね)で聴いていた音と違う(デジタル化したにもかかわらずダイナミックレンジが狭く聞こえる、周波数帯域のバランスが悪いなど)と思えるものが多いです。

今回のBeatlesのリマスタリングアルバム発売に際しては、このHPで説明されているように、24bitでのオーバーサンプリングを施してデジタル化した後、ごくごく必要な部分の修復が行われ、また、リミッティング(多分、レベルの圧縮のことを指しているんだろうと思います)も必要最低限しかしていないようです。こう考えると、リマスタリングアルバムの音はアナログ音源に限りなく近いバランスを保ちつつ音質のクリアさが格段に向上したのだろうと予想されます。

こうやってアナログ音源のリマスタリングアルバムが発売される背景には、アナログ音源時代のファンであった世代が40代以上になり、再度音楽をゆっくり楽しむ余裕が出てきたことがあるのではないか、と思っています。子育てにも余裕ができ、自分の青春を振り返ることができるようになったのでしょう。かつて音楽産業の隆盛を支えてきた世代でもありますから、この世代が音楽に戻ってくることは最近じり貧状態の音楽産業にとってもちょっとだけ福音になるかもしれません。ごくごくわずかではありますが、高級オーディオも40代以上の世代を中心に売れるようになってきているようですし。実際、CDプレーヤーを最近買い換えた自分にとっても、いい音で音楽を聴くことは結構ご機嫌なものですsmile

音楽は何を与えてくれるのか

最近、体調不良で更新頻度ががくっと落ちています。ちょっと知財ネタも夏休みのせいか取り上げたい事項も少なく(著作権は日本版フェアユースがここ数日の話題ですが)、読書もちょっと分厚い本を読んでいるので書評めいたこともまだ書けずにいます。ぼちぼち書きますので、お許しを。ちなみに、最近pingが通らないでいるのでBLOGを更新してもパテントサロンの知財ブログの位置が上にあがりません。なので、パテントサロンのページを見る限りはずっと更新していないように見えていますが、このページをご覧になった方はおわかりのように、週2回程度は老骨に鞭打って更新しています(するようにしています)。

さて、本日はちょっと著作権に近いお話を。以前に、JASRACが徴収している著作権使用料の中で音楽配信にかかるものの伸びが大きいということをご紹介しましたが、この記事(すいません、該当記事は会員登録しないと見られません、トップページだけご紹介します)によると、日本レコード協会の統計を見たところ、音楽配信市場が今年になって頭打ちになっているとのこと。原因は、日本の音楽配信市場の相当の部分を占める携帯端末への音楽配信が、携帯端末自体の置き換え需要が頭打ちになっていることもあり、伸び悩んでいるためらしいです。確かに、日本では「着メロ」「着うた」(ちなみにどっちも登録商標)の需要が非常に大きいので、携帯端末そのものの売り上げが伸び悩むと、端末置き換えに伴うデータ再ダウンロードの需要がぐっと減ってしまうので、音楽配信市場も伸び悩んでしまうのですね。

もう一つ、上に書いた記事で紹介されていたのが、違法サイトの存在です。ユーザーの目線で見ると、同じようなデータが合法サイトでは値段が付いていて、違法サイトでは無料になっていたら、法律違反であることを知っていても(知らなかったらなおさら)違法サイトにアクセスしてデータのダウンロードをしてしまう誘惑があるでしょう。当然、児童・学生に対する著作権教育の必要性は言うまでもないのですが、ユーザー自体が音楽に対してそれ相応の金銭を支払ってまでも入手するほどの価値を見い出せないでいる可能性も否定できません。つまり、「音楽」自体に対する優先度が以前に比較して低下しているかもしれないのです。

iPodをはじめとした携帯音楽プレーヤーの売り上げの好調さや、街中でヘッドフォンを付けて歩いている人々の多さからは見えてきにくいのですが、音楽市場全体でいえば売上はこのところ単調減少傾向にあります。権利者側は違法サイトの存在を理由にすることが多いですが、もしかしたら多種多様な生活の楽しみ方が提供されている現在において、生活の中で占める音楽の重要性は以前より低下しているかもしれません。携帯電話や携帯ゲーム機でゲームをする、携帯電話でショッピングをする、などなど街中にいるときでも様々な楽しみが提供されています。家に帰ってもPCや携帯電話でメールをしたり、PCでネットサーフィン(この言葉も死語になっているかも)をしている時、音楽が必ず必要とは言えないでしょう。

「ウォークマン」が生まれた30年前、それより前は、音楽はリビングなり自分の部屋でないと聴くことができない存在でした。従って、音楽を能動的に聴くことが今よりもずっと求められていたのだろうと思います。「ウォークマン」の出現により、音楽を街中に持ち出すことができ、人々は音楽に触れることのできる時間を飛躍的に長くすることができました。しかし、そういった環境の中で、音楽を能動的に聴く姿勢は段々と後退していったのかもしれません。また、音楽産業も、大ヒットするよりはコンスタントにヒットするアーティストを育てるのではなく、一時的なヒットでもいいから大ヒットを出す傾向に進んでいるように思います。このところの音楽チャートを見ていて思うのは、チャートにランクインするアーティストが目まぐるしく変わり、しかも、同一のアーティストが長期にわたってヒットを続けることが数少なくなっているように見えます。音楽自体が消耗品に近くなっているようです。

今一度、音楽産業を含めて音楽に対する関わり方をじっくり考える必要があるように思います。音楽は自分に何を与えてくれるのか、そして、そのためにどんな音楽が必要なのか、育てるべきなのか。

CDプレーヤーを買い換えました

土日ですから、知財の話を離れて(って毎回こればっか)coldsweats01

20年近く使っていたCDプレーヤーが、ピックアップ不良のせいか、さらにはセンサー部の不良のせいか、CDを入れても全くCDを認識せず、しかも、PLAYボタンを押してもモーターすら回らず、果てはトレーを開けると勝手に閉まるし、こんなことを繰り返しているうちに腹が立ってきたので(時々CDを読み込めるから始末が悪いangry)CDプレーヤーを買い換えることにしました。修理も一瞬だけ考えたのですが、もう20年物ですから部品がないですと言われて返却されるのが落ちだと思ったのと、少しだけ高級なものを買おうかと思い、金もないのに思い切って買い換える決心をしました。

買い換えたのはこちら。何故自社製品を買わない?という疑問はおありの方もいらっしゃるかとcoldsweats01。一番の理由は、音が好みでない、ということです。ちょっとデジタルに走ってるかな、と。だったらウォークマンはどうしたんだ、というご意見もあるでしょうが、まあ、音質をあまり考えないiPodよりは音質もきちんと考えるウォークマンがいいですよ、やはり。

設置して毎日ちょっとずつの時間ですが聞いていて、やはり買い換えて正解でした。決意してから3ヶ月ほどあちこちの家電量販店でずっと試聴して慎重に考えた結果選んだ製品なので、思い通りの音が出ています。こうなると、アンプとかスピーカーとかを買い換えてもっと趣味に走りたくなるところですが、まだ音が出ていますので買い換えの正当な理由がつきませんので、まだまだこのままで。

トラックという概念

本日は連投で。

5歳になる息子が、スキマスイッチの楽曲をいたく気に入って、車の中でも家の中でもずーっと聞かされています。特にお気に入りなのが「全力少年」。曲が終わるとすぐにトラックを戻して繰り返し聴いています。

考えてみると、こうやって特定のトラックを繰り返し聴けるようになったのもCD以降の利点なのですね。カセットテープの頃にも楽曲の頭出し機能ってのはありましたが、楽曲間の空白音を検出して頭出しするものでしたから、演出効果により楽曲間の空白音がない場合は失敗しますし、そもそもこの機能、再生ヘッドにテープを押し付けた状態で早送り/巻き戻しをしていますから、出来の悪いテープだと摩耗が心配になってしまいました(メタルテープ等の蒸着系だとあんまり気にしなくていいんでしょうが)。そのうち、ユーザーが頭出し信号を入れておくと、そのテープデッキであれば頭出し信号に基づいてトラックの頭出しをするような機能が出てきましたが、これも汎用的ではなかったですね。

CD以降はトラックという概念が標準化されて普遍的になりましたから、特定のトラックだけを繰り返し聴くということが非常に楽になりました。そうこうしているうちに、iTunesを代表とする音楽配信サイトがトラック単位での音楽販売を積極的にするようになり、アルバムという楽曲のまとまりではなく、気に入った楽曲だけをchoiceして購入し、自分の好みで聴くようになってきているようです。

前のBLOGでも書きましたが、この風潮、個人的には淋しい限りです。アーティストの中にはシングル曲を中心にプロモートしている人もいますから、そういったアーティストにとってはシングル曲が売れればOKなのでしょうが、アルバムというまとまりで自分なりの表現を追求しているアーティストもいますから、そういったアーティストにとっては今の流れはどうなんだろう?と思ってしまいます。

そうは言っても、リアルな流通形態としてはCDは未だに簡便なメディアだと思えます。自分が住んでいる地域の図書館で貸し出しているCDのリクエスト数や貸出履歴を見ると、ネットでの配信が膨大な数になっている宇多田ヒカルの”HEART STATION”のリクエスト数や貸出履歴はものすごい数になっています。日本だけの状況かもしれませんが、まだアルバムとしての価値はそれなりに認識されているようにも思えます。ただ、借りた人が気に入った楽曲だけ聴いているのだとすると、時代の流れなのかもしれませんね。

ウォークマン30周年!

今日も短めに。

ウォークマン(登録商標coldsweats01)が発売30周年だそうです。もう30年も経ってしまったんですねconfident。確かに、発売されたのが丁度大学1年生の頃で、その頃自分は、どこでも音楽を聴きたくて少し小型のラジカセ(この言葉も死語かも)を通学用の鞄に入れてそこそこ小さいヘッドフォンをつないでいたので、ウォークマン初代が発売開始されたニュースを聞いてものすごく羨ましく思った記憶があります。当初、確か定価が3万円くらいしたので、貧乏学生には高嶺の花だったのです。その後、いわゆるヘッドフォンステレオというものを買えたのが、大学卒業間近になってからで、そのヘッドフォンステレオも、少し使っていたら彼女に「いいなぁ、少し貸して」と言われて、どうせ戻ってこないだろうなぁと思いつつ貸したら案の定戻ってこなかった苦い思い出がありますweep

それから、本家本元のウォークマンを大体買っていますが、時々他社製品に浮気をしつつ今に至っています。カセットテープ、CD、MD、HD、そして現役のメモリー型と記録媒体については一通りのものを買いました。通勤時には大抵ヘッドフォンステレオを鞄の中に入れて音楽を聴いています。

ウォークマンというとヘッドフォンステレオの代名詞として名を馳せたので、普通名称化することにかなり気を遣っているようです。10年以上前になりますが、靴屋さんが「ウォークマン」という商号を使っていたことに対して不正競争防止法の観点から商号変更を求めた事件があったり、オーストリアで、ドイツの辞書に「ウォークマン」が普通名称で掲載されていなかったにもかかわらず対処をしなかったことを理由に、他社がウォークマンを普通名称として使うことを許した(つまり商標権侵害ではないという判断)事件があったようです。ただ、現代ではむしろiPodのほうがネットワーク対応ヘッドフォンステレオという意味では著名かもしれません。とは言え、ここで気を抜くとあっという間に普通名称化してしまうでしょうから、企業の担当者は絶え間ない努力をしないといけないわけです。そうは言っても、ウォークマンレベルの商標になると世界中の国や地域に商標登録を所有しているでしょうから、世界中にネットワークを張り巡らせて辞書や広告表示などに一般的使用がなされていないかを監視するのは並大抵な努力ではないと思います。

オーディオマニアへの道?

世の中は知財戦略計画2009が発表されたりして結構話題満載ですが、本日は知財とは全く関係のない話でhappy01

自分は中学生の当たりからオーディオなるものに興味を持ち、その頃は隆盛を極めていた第一家電や石丸電機、そしてヤマギワ(この頃は高級オーディオでも有名だったのです)に通ってバカ高いステレオセットを見て、当然聴いて憧れていたものです。今はA&Vフェスタに名前を変えてしまいましたが、その頃はオーディオフェアはものすごい熱気を帯びた展示会で、時々通っては最先端のオーディオを見ていたものです。

大学生になってようやくアルバイトで自分の自由になる金を手に入れ、大学生協でローンを組んでステレオのコンポーネント(古そうな言い方ですが、今でもソニーのサイトとかでは使ってますね)をこつこつと買い貯め、ごくごく安物ではありますが、自分の思い通りのシステムを組むことができた喜びは今でも鮮明に覚えています。社会人になると、なぜか周りにオーディオマニアと呼ばれる人々が何人もいて、そういった人からお下がりのスピーカーを安く譲ってもらったり、果ては古くなって使えなくなったプリメインアンプのパワーアンプ回路を改造してくれる人もいたりして、なかなか単品の価格はそれほど高くありませんでしたが(何せ単品で10万円以上するのが当たり前の世界ですから)、充実したオーディオライフを過ごすことができました。以前このBLOGでご紹介した寺垣武さんのご自宅にお邪魔したのもこの頃です。

その後、家庭を持ってオーディオに金をかけることもできず、MDを録音するためにMDレコーダー兼プレーヤーを買い足したのと、テープデッキが経年変化で動かなくなってしまった(機構部品が多いので寿命が来るのは宿命ですねsad)ので、ごくごく安物に買い換えたのと、プリメインアンプが接触不良でとうとう寿命が来たので(何度も修理したんですけどねcrying)、偶然に引っ越しで使わなくなったプリメインアンプを知人(パテントサロンの管理人さんだったりしますhappy01)から貰い受けた以外は、何とか長持ちをさせながら今に至っています。そろそろCDプレーヤーもディスク読取が怪しくなってきているので買い換えたいと思いつつも、まだ聴けるからいいかぁ、となだめすかしながら使っています。

さて、20年以上我が家に鎮座しているスピーカー、上に書いたように以前の職場の先輩から貰い受けたもので、まともに買うと結構な値段がするようです。久しぶりに、少々大音量で鳴らしてみたら、今まで聴いていたCDが全然違う音がするのでびっくりしてしまいましたhappy02。普段、子供がいればTVばかり見ていますし、音楽を聴く時は大抵BGMでしか聴かない(私はきちんと聴きたいのですが、妻がいるとどうしても癒し方向になるので大音量では鳴らせないのです)ので、そのスピーカーでは蚊の鳴くような音でしか再生していません。きちんと鳴らしていないもったいなさを恥じて、これからは時々きちんと鳴らしてあげないと音が劣化してしまうなぁ、と反省していました。

ただ、ステレオセットは居間にあるので、私一人で音楽を聴いている時間は大してありません。妻も音の善し悪しについてあれこれ批評するたちではないので、音が鳴っていればよさそうで、単品の買い換えに理解をしてくれるようには思えません。リスニングルームを持つなんて夢のまた夢ですしね。

ただ、オーディオマニアの道ははまり込んだら奥が深いです。上に書いたように、単品で10万円なんて序の口です。音響というのは、元の波形を忠実に再現するという観点からすれば極めて定量的なのですが、人には好みの音があって、好みの音質を再現するという観点からすると今度は非常に定性的になります。メーカー毎の個性があり、しかも単品毎にも個性があります。そして、単品の組み合わせで音質はがらっと変わってきます。到底道を究めることはできません。どこまで追い求めるか…。

ウォークマン買い換えました(その2)

このBLOGが4万アクセスを超えましたhappy02平日は平均して100人以上の方においでいただいています。ひっそりBLOGを書いている割にはたくさんの皆さんにおいでいただき、作者としてはひたすら感謝です。m(_ _)m今後ともよろしくお願いいたします。

さて、ちょっとしつこくてすいません。ウォークマンを買い換えた話を先日のBLOGの記事にしました。で、このウォークマンNW-X1060の紹介記事がネットに載ってました。この紹介記事でも、音質は抜群、でも付属ヘッドフォンはちとpoor、と書いてありました。やっぱりねsmile、ということで。

で、未だに通勤途中ではずっと音楽を聴いています。デジタルアンプで音質が格段の向上を果たした関係で、今まで聴いていた音と全然違う印象を受ける曲ばかりです。音質がいいと思って聴いていた曲が、実はほんの細かいところで解像度に欠ける部分が聞こえてきたり、それまで音質がいいと思って聴いていなかった曲が実は非常にリアリティを持って聞こえてきたりで、日々新たな発見をしています。年代が新しくなると音質がどんどん向上するのかというと一般的には向上しているものの、アーティストのこだわりであるとか、あとは最近は作った音が多いので変に音質がよくなかったり(携帯電話向けに音のバランスを調整していることもあるそうですから)しますので、何とも言えません。

まあ、当分は面白く聴かせてもらえそうです。

ウォークマン買い換えました

今日は日曜日ですから、知財と関係ない話をhappy01

ハードディスクウォークマンを買ってから4年ほど経ちました。HDということで記憶容量が20GBもあるので入りきらないという不自由はなかったのですが、いかんせんHDなので胸ポケットに入れるのは大きくて重く、また、本体の操作があまり使い勝手がよいとは言えず、付属のコントローラが月日が経って壊れかけてきたので、そろそろ買い換え時かな、と思い、内蔵メモリを使ったウォークマン(型番でいうとNW-X1060)が新商品として発売されたので、早速買いました。

このウォークマン、iPod touchを結構意識したものか、有機EL3型パネルをタッチパネルとしてこのタッチパネルで全部の操作が可能になっています。また、本体ボタンも幾つかあって主要操作はボタンでもできるようになっています。Aシリーズから継承したワンセグ視聴(及び録画)、そして、FMラジオ、無線LAN接続が可能なのでYoutube視聴及び簡易ブラウザによるインターネットブラウジング、と盛りだくさんな内容です。一通り試してみたところ、ワンセグも綺麗に見ることができますし、家での無線LAN接続なのでどこでもOKかわかりませんが、Youtubeも簡単かつ綺麗に視聴することができました。とは言え、ほとんど音楽を聴くために買いましたので、あくまで自分にとってはおまけの機能ですが。

で、音楽再生機能です。なんと、この小さい本体の中にデジタルアンプを搭載しています。ソニーは最近高級オーディオばかりでなく、普及機であるシステムコンポ(最近はHDを搭載しているのでHDコンポと言うそうですが)にもデジタルアンプを搭載しているのでびっくりしてはいけないのですが、なんとも贅沢な機能だと感心してしまいました。で、デジタルアンプを搭載したことで音はどうなったかというと、リズムを中心として音が非常に締まった感じがあり、デジタルアンプを搭載したことの効果はかなりあると感じました。

しかも、デジタルノイズキャンセリング機能まで搭載しています。このノイズキャンセリング機能、付属のヘッドフォンでないと効果がありません。早速試してみました。それほどノイズキャンセリング機能は強い感じはしませんが、実際に電車の中で聴いていると室内音がかなり低減されていることが実感できます。それでも、話し声や車内アナウンスは聞き取れるのでちょっと不思議な感覚です。ただ、付属のヘッドフォンがインナーイヤー型の密閉式のもので、いつも使っているオーバーヘッド型の密閉式のものに比べるとやはり音質がかなり違い、自分としてはオーバーヘッド型の密閉式のヘッドフォンの音質が気に入っているので、現時点では試してみただけになっています。出張とかで長時間電車の中にいる時にもう一度使ってみるつもりでいます。

シリコンオーディオとしてはかなり高額な部類に入るので、万人向けとは言えませんが、音楽を聴く機能に高い機能を要求する人にとっては「買い」だと思います。すっかり通勤の友になっていますhappy02

デジタルビデオカメラの最近、あとおまけ

各社、卒業式、入学式シーズンに合わせてビデオカメラの最新版を発表しています。最近のデジタルビデオカメラのトレンドはHD(つまりフルハイビジョン)対応であることです。HD指向はここ1~2年の傾向だと思います。記録媒体は、すでにテープ形式は跡形もなくcrying、ほんの数年話題を呼んだミニDVD(8cm)の機種は大容量のBlu-Rayに移行し、現時点での主流はHDでの長時間録画か、あるいは内蔵メモリ+メモリカードで軽量化を図るものになってきています。

各社、今年春の新製品はなかなか特徴があって面白いです。ソニーはCMOSセンサの性能を飛躍的に向上させ、暗いところでもきれいな絵が撮れる高級路線と、メモリを使って小型軽量化を徹底的に図ったカジュアル路線とに分かれています。パナは、3つの画像センサーを1台のカメラに搭載したモデルを多数発表しています。あと、おっかけ顔認識+ピントが売りのようですね。ビクターはHD搭載でも小型化を徹底的に図ったモデル、および、メモリだけで本当に小型化を図ったモデルを出してきています。キャノンは新機種ではHDモデルを発表しておらず、メモリ搭載モデルで小型軽量化を図ったものと画質向上を図ったものとを発表していますね。

この、デジタルビデオカメラは正直日本メーカーが世界を席巻しています。光学系、撮像素子を含む撮像系、そしてこれらをコンパクトに収める機構設計力は、ある意味でクローズド・インテグラル系と言え、製品としての作り込み方が機能や使い勝手に響いてきます。事業全体のパイはそれほど大きくないのですが、新規参入者の登場を簡単に許すほど甘くはなさそうです。

とはいえ、Youtubeに見られるように、手軽に動画をアップしたいといニーズがこれから出てくることは安易に予想できるので、こういったニーズに対するエントリモデルの動きは今後注視すべきだと思っています。この部分は、既存メーカーが何もしないでおくと新規参入を許しかねませんので。

それから、HDであれメモリであれ、永遠にカメラ内に保管しておくことはできないので、主にPCを使って録画データの取り込みおよび編集(編集といっても無駄な部分を短縮するとかですけど)をすることになります。この取り込みソフトは通常カメラに同梱されたものを使います。この取り込み、編集ソフトの出来が意外と売り上げに影響するのではないかと思っています。電器店の店舗では画質のよさや操作の簡単さばかり説明されるのですが、ソフトの使い勝手って買って家に持って帰って実際にやった時点で成功か失敗かわかるものですから、できたら電器店の店舗でその辺りのフォローをしてほしいなぁ、と。

追伸:上のネタとは全然関係ない話を。先週発売されたMartinの新譜"Still Gold”ですが、非常によいです。その中でも、2曲目の「ジョアンナ」は、作詞:湯川れい子、作曲:柳ジョージという大作家を集めて、ブルージーな泣きのはいったバラードに仕上がっています。途中では柳ジョージと今剛の泣きのギターソロの掛け合いがあり、ちょっとぐっと来てしまいます。聞かれる機会のある方はどうぞ。

音を楽しむ楽しさ

今日は日曜日ですから、肩の凝らない話題でも。happy01

普段通勤時間に聴く音楽が携帯音楽プレーヤーになってから何年も経ちました。つい最近まではそれほど音質が気になっていなかったのですが、以前のBLOGに書いたようにやたらでかいヘッドフォンを衝動買いしてそれまで聞いていた音ってなんだったんだろう!という衝撃を受けて以来、結構集中して丹念に音を聞くようになりました。おかげで、歩いている時にあっちこっちぶつかりまくりです。coldsweats01

そうこうしているうちに、今度は携帯音楽プレーヤーからの音質にも若干ずつ不満が出てきました。当然、アルバム毎に音質はかなり異なりますし、最近のプロデュースとして携帯電話で聞くことを前提に音を作っているプロデューサーもいるという話を聞きますので、携帯音楽プレーヤーからの音質を気にするほうが細かい、という方もいらっしゃるでしょう。でも、実際に同じソースを家でCDで聴いていると、やはり携帯音楽プレーヤーは圧縮音源だなぁ、という気になります。最近の携帯音楽プレーヤーは、例えばソニーのウォークマンの最近の機種だとDSEEという機能を持っていて、高圧縮音源で失われた高音域を(擬似的に)復活させるようなことをやっていますので、もしかしたら違うのかもしれませんが、私が持っているのはオンボロ携帯音楽プレーヤーなので、そんな機能はありません。CDはやはりリニアPCMだけのことがあります。

さてさて、こんなCDですが、このCDも音質的にはまだ追求できる余地があるようで、最近は高音質CDを謳ったCDが4種類も発売されています。聞き比べた記事はこちら。この記事によると、CDを製造する際にマスターと違ったピットになってしまう可能性があるからとか、CDを再生する際に周囲に光線が乱反射してそれが本来の音の再生を妨げるとか、考えようによっては重箱の隅をつつくような議論ですが、確かにそんなこともあるかも、と思えてきます。

昔、オーディオマニアと呼ばれる人々がたくさん存在する頃は、(時代がアナログだったこともあるんですが)この手の議論があちこちにあって感心させられたことも多々あります。この手のオーディオマニアと呼ばれる人々の中で、マニアという存在を超えて自分でLPプレーヤーやらスピーカーやらを作ってしまったエンジニアとして本当に尊敬すべき人として、寺垣武さんという方がいます(ちなみに、ご自宅は私の家の近所です)。一回だけ、あるご縁があって寺垣さんのご自宅にお伺いしたことがあり、その時にオーディオ談義とともにエンジニアのあるべき姿を見せていただいた気がしました。

時代はすっかりデジタルになり、音楽配信も含めて何となく簡便な方に流れていってしまいますが、デジタルも極限まで突き詰めるとまだまだ改善の余地もあり、また、アナログもまだまだ見えていない領域があることを考えると、技術を知る者としては面白味を俄然感じてしまいます。

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