学問・資格

英語のコアイメージ?

最近見たNHK教育テレビの番組で、「新感覚☆キーワードで英会話」というものがありました。この番組は結構新しい発想で英会話を学ぼうというものです。具体的には、英単語の「コアイメージ」を習得し、このコアイメージから広がる用例に従って英単語を理解しよう、というものです。

例えば、この番組のHPにも紹介されている、"take"は「自分のところに何かを取り込む」というコアイメージを持っています。このコアイメージを習得しておくと、"take"の日本語訳を一々覚えなくても(例えばものを取る、写真を撮る、電車に乗る、体温を測るといった)直感的に英単語を理解することができます。同様にして、例えば"heart"と"mind"という似たような意味合いを持つ英単語でも、"heart"は主に感情面を意味する「心」であるのに対して、"mind"は主に理性的な意味合いを持つ「心」である、といったようにそのコアイメージの差から間違えることなく使い分けることができます。

コアイメージは、自分が考えるに英語だけのものではなく、日本語にもあると思います。例えば、"head"という英単語は「なにかの頭部」というコアイメージを持っているわけですが、「頭」と言っても日本語でも人間の頭だけではなく、例えば、ゴルフクラブの頭(ヘッドですね、まさに)といったように物体の頭部を指すわけです。

実は、このコアイメージという概念は、私が高校時代の頃から意識し始めた英単語習得方法そのものだったのです(だから何だ、といわれると返す言葉がありませんが)。なぜ思いついたのかについてははっきりと何かしらのきっかけがあったわけではないと思っています。ただ、その頃は、英単語をある概念で把握することで英単語を一々日本語に置き換えることなく英文全体を理解することができる、ということに何となく気付いたわけです。

では、このコアイメージを把握する方法は何かというと、具体的には①英単語を英英辞典(つまり英語版の国語辞典ですね)で引き、英単語を英語で理解する、②英単語の語義を知ることでそもそもの英単語の根源的な意味を理解する、というやり方でした。この①、②のやり方を実践すると、英語を読んでいると日本語に逐語訳しなくてもその意味が理解できるようになります。

…と偉そうに書いていますが、英語の中級者以上の方は、殊更に言わなくても同じようなことができると思っています。コアイメージというのは、そのやり方を理解するための一手法であり、どんな形でも英語を一つの塊として理解できるやり方であればいいわけです。とは言え、今までコアイメージとして英単語を理解したらよい、という話は聞いたことがないので、もし英語が苦手だと思われる方は、上に書いた番組をご覧になってそのコツを理解したら良いと思っています(なんか偉そうだなぁ)。

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト
無料ブログはココログ