旅行・地域

京都に行きたい、と思えど

秋雨前線と共に夏の空気は南方に去り、関東地方には秋の空気が北から吹き込むようになりました。町にも長袖の人が多くなり、一気に秋モードに移行したようです。夏が終わると、「今年も京都に行けなかったなぁ」と嘆くことが多いです。というのも、一時期(もう20年くらい前でしょうか)夏になると京都、京都と騒いで一人でも何でも京都に行っていた時期があったからです。

京都の夏を少しでもご存じの方は、「なぜ夏に京都?」という疑問を抱くでしょう。京都は町全体が盆地の中にあるので、夏は否が応でも蒸し暑くなります。で、自分は貧乏旅行をするのでひたすら公共交通機関と徒歩で京都市内を歩き回りますので、暑い夏がさらに暑くなります。そんな暑い時期を狙って京都に行かなくても…と思われることを承知で夏に京都を歩き回っていました。一番の理由は、まとまった休みが夏にしか取れないことですが、さらに言えば、紅葉や桜の時期に京都に行くと観光客が多くて辟易してしまうこともあります。

寺を巡って木陰の軒先に一息ついてじっと庭や仏像を見ていると30分くらいはあっという間に過ぎてしまいます。そんなのんびりとした旅行をしていると、心の洗濯をした気分になります。普段は仕事をしていてそんなのんびりした時間を過ごすことはないですから、何も考えずにぼーっと景色を見ているだけで心地よい気分になります。

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一度だけ、お盆を過ぎた時期に京都に行ったら、清水寺に向かう坂で地蔵盆という行事に出会ったことがあります。この地蔵盆は、道の途中にある地蔵に屋台を建てて子供たちがお祝いをするという儀式です。関西地域ではごく当たり前の行事だそうですが、関東では見たことがなかったので非常に新鮮に映りました。夕暮れ時、地蔵尊の前に子供が集まり、わいわいとお祝いをしている、もうすぐ夏も終わるという何となくの切なさもあり、ちょっと叙情的になってしまいました。

今は子連れですので、どうしても旅行となると子供中心の場所に行ってしまいがちで、京都とはさらに縁遠くなってしまいます。ただ、ちょっと落ち着いたらまた行ってみたい気はありますので、またご報告できるときがあるかもしれません。

バリの青い空

ギリシャのアテネでオリンピックが開かれています。ギリシャというと抜けるような
青い空というイメージですが、青い空で自分が思い浮かべるのは、ギリシャでは
なく、一昨年個人旅行で行ったバリ島の青い空です。

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ギリシャには新婚旅行で行ったことがあり(しかも真夏(^_^;))、エーゲ海の青い海
と青い空は十分すぎるほど満喫したのですが、やはり青い空というと自分にとっ
てはバリ島を思い出します。

バリ島は、よく言われる芸術の島という側面とは別に、リゾートビーチをたくさん
持ち、南洋のリゾート地という側面を持っています。欧米からも多数の観光客が
来ており、日本の観光客も含めて最近はリゾートビーチで楽しむ観光客が多い
です。しかし、一昨年行ったときは、芸術の町と言われるウブドという内陸の
町にずっと滞在し、ビーチには1回も行きませんでした。しかも、ホテルにはプ
ールがあるというのに、プールにも入らずに…。帰り際、ガイドさんに「バリ島は
どうでしたか~」と聞かれて「ずっとウブドにいましたよ」と答えたら怪訝そうな
顔をしていましたので、かなり変わり者の旅行のようです。

真夏のバリ島はひたすら暑く、しかも熱帯ですから湿度も結構あって昼間は
地獄のようでした。夜は観劇ツアーのはしごで忙しかったので、昼間は周囲の
散策+買い物で過ごしていました。ただ、それだけではつまらないので、ある
日、ガイドブックに載っていた水田散策ツアーを妻と二人ですることにしました。
水田を見ても面白くないと言われるとその通りだろうと思うのですが、まあ、
折角来たのだから、ということで(^_^;)。途中、タダでサービスされると思った
ココナッツジュースが実は法外な値段だったという痛い経験もありましたが、
谷間に広がる青々とした稲穂の上を熱帯とは言いつつ涼しげな風が通り抜け
る光景は、何か懐かしさを覚えるような爽やかなものでした。

バリ島は生物学上もアジアとポリネシアとを分ける境界線のアジア側にあり、
アジアの辺縁と言えるところです。そのバリ島の青い空、稲穂の揺れる様を
見ていると、遙か遠い日本の稲田に続く道がうっすらと見えた気がします。
まあ、稲の日本への伝来経路はインドネシア経由ではないんですが、その
あたりは大目に見て(^^)。

バリ島話は、ガムランやら日常生活での仏教的な習慣やら色々ありますの
で、そのあたりの話はまたいずれ。

台湾旅行

今週の月曜日(5/31)~水曜日(6/2)まで仕事の用事で台湾に出張していま
した。まあ、内容は、台湾のメーカーとケンカをしてくるわけでもなく、現地法律事
務所や現地法人との法律的打ち合わせでしたので、至って気楽なものです。

ここでは、仕事の話をしてもつまらないので、去年プライベートで台北をぶらぶらし
ていた時のことも含めて、台湾に行って感じたことを書き連ねてみます。なお、
今回は家に1台しかないデジカメ(当たり前か(^_^;))を妻が使いそうだったので
写真はありません。ごめんなさいm(__)m。

当たり前のことですが、台北は今の季節から非常に暑かったです。当然と言え
ば当然で、沖縄よりちょっと南に位置するのですから、もう夏みたいなもので
す。ただ、今回はずーっとにわか雨に遭遇してあんまり気持ちの良い天気では
なかったです。
そうは言っても、ビルの中は快適を超えたくらい冷房が完璧に効いていて、ホテ
ルでは冷房を切っていても寒くて何度か目が覚めました。上掛けを持ってきても
らえればよかったのですが、まあいいや、と思い、寝直していましたが。昼間は
こんなこともあろうかと思い、薄手のジャケットを持参していたので全然問題あり
ませんでした。
そんなことを考えていると、クーラーが普及しなかった時代はどうだったんだろう
と思ってしまいます。まあ、去年の夏に台北に行ったときは、昼間出歩いている
時は1時間おきくらいにたくさんあるジューススタンドに駆け込み、マンゴー
ジュースやタピオカミルク(黒蜜につけ込んだタピオカ+ミルクティー)を飲んでい
ましたので、水分を取っていれば何とかなりそうですが。

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(この写真は去年の旅行の時です)

現地法人の現地採用の社員や現地の法律事務所の弁護士の顔を見ていて
感じたのですが、「台湾人」と言ってもその容貌はものすごくバラエティがあり
ます。大陸系の人や東南アジア的な顔の人や…台湾という国の成り立ちか
らすると、何となく納得できるところがあります。つまり、台湾にはポリネシア
系としては最北に位置する原住民(インディアンのような立場ですね)が古く
から住んでいて、その後、大陸からの移住民によって原住民は結果的に高山
に住むようになります。大陸からの移住民も南方(福建省、広東省など)から
の人もいれば北方(北京など)からの人もいます。特に、中華人民共和国建
国時には蒋介石をはじめとして大陸からの移住が大挙してありました。その
ためもあって、台湾の公用語は北京語ですが、福建省や広東省の人が使っ
ている言葉も結構使われるようです。去年、台北のトラム(地下鉄)に乗って
あちこちで歩いたのですが、その際、駅名のアナウンスが5カ国語くらい(そ
の中に日本語もあってびっくり)の言語でされていて驚いた記憶があります。

そんな多言語国家、台湾ですが、皆さんご存じの通り日本語を解する人が
老若男女通じて結構います。おかげで、相手が日本語を解する場合は日
本語、そうでなければ英語を使い分けてコミュニケーションを取っていました。
ある宴席では北京語、日本語、英語が縦横無尽に飛び交う不思議な状態
でした。また、ある程度高学歴の人であると米国、日本への留学経験があ
りますから、その意味でも会話が多言語になってきます。ただ、やはり北京
語を解すると台湾と中国大陸、両方で通用しますから(繁体字と簡体字の
問題はありますが)かなり有利だなぁ、と思いました。ま、その前に英語を
もう少し習わないと…。

今回は全く観光もなく、買い物ツアーもなく、ひたすら仕事とホテルの往復
(と言いつつ夕飯は全て奢ってもらいましたが(^^))という真面目な旅行に
なってしまったので、機会があったらまた台湾の屋台の雰囲気を味わいに
行きたいと思ってしまいました。あの雰囲気は独特ですからねぇ(^^)。

では。

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